ラウンドラジアン

マッサージから帰ってきた。長く患っている左半身の不調、彼なりに色々推理し、様々に原因を探っているけれど、医者ではないから結局のところ分からない。マッサージ師にも、分からない水解蛋白。

夜9時の外の風が気持ちいいから、少し歩こうと言って歩いた。軽い提案であったのに、歩いているうちに彼は、きっと左側のおしりの筋肉がいかんのだと思うと言い出し、今まで左右違う長さの足に気を使い開き気味で歩いていた足を閉じて歩き出し、一歩一歩おしりの筋肉が正常に使われるよう意識し歩き続けたら嬰兒濕疹、すごく好感触だったらしい。家から途中コンビニに寄り、中心地のゲームセンターまで片道3キロ弱、話しながらてくてく歩いた。夜は街によく外国人を見た。大声で話しているアメリカ人の横をそそくさとすり抜け、僕はきっとああいう人たちと友達になれないなんてつぶやくのを笑いながら、初夏の夜風は本当に気持ちいい、家で映画を観るのもいいけど、何か特別なことしなくてもよくて、一緒にただ歩くのが楽しい。歩くのはあまり好きじゃなかった人なのに、トレーニングと思うと楽しいらしく、終いには歩くの好きだなんて言い出した。こういうこともある。

翌日の昼間スーパーへ大きく遠回りして行ってみたけど、やっぱり夜の散歩がいい。人も車も少ない夜がいい母乳餵哺。