こんにちは

2016年06月16日

「なんだ、絵葉書(手紙)っぽくは書かないんだ」ときみが笑ったから、いいよ、今日はお手紙っぽく書いてみるよ。
 ん、「きみ」ではだめかな。
 でも、「あなた」にすると最初から書直さなきゃならないぞ褐藻糖膠
「絵葉書のようには書かないの?」 と、あなたがちょっと残念そうに言ってくれたので、試しに今日はお手紙のように書いてみますね。
 ……かな。
今日はピアノの日でした。
ドビュッシーの「ロマンチックなワルツ」に先生から一応のオーケーが出たのでご機嫌でカフェに寄り、ミルクティーを飲みながらこの手紙を書いています。
一曲終わったということは、次の曲に取り組めるということ。わくわくしています。
実はわたし、楽譜がすきです。
うわぁーっと書いてあるオタマジャクシを見るとテンションが上ります。どんな響きだろうって。
先生と一緒に楽譜を見ながら読み解くのも好きです。
まっさらだった楽譜が、注意書きで埋まっていくのも好き。
「楽譜通り」に弾くと言っても、厳密には「楽譜通り」=「その曲」ではないと思うんですよね。ほら、国語のテストの「作者の言いたかったことはなんでしょう」っていう問題と一緒で、本当のところは作曲者にしか分からないはずでしょ?
まあ、本当はそんな難しいことはあまり考えないけど、
とにかく、新しい楽譜を開く時が好き、という話。
どんな曲かは知っていても、最初は思うように弾けなくて、うぬーってなって、でも、練習して、練習しているうちに暗譜して、一通り楽に弾けるようになってからが、本当に楽しいです。
少しずつ自分のイメージに近づける段階になるところね。
(あれ? 楽譜が好きと言いながら、見なくなってからが楽しいと言ってるね)
できなかったことが、できるようになり、そこからさらにブラッシュアップできる。
達成感というか、成長の喜びがあるの。がんばったね、わたしって。(ずいぶん大袈裟です)
とはいえ、ある程度までいくと、それ以上を求めたくても技量が追い付かないし、きりがありません。それに、人前で弾く予定があるわけでもありませんしね。それで、一応、オーケーになるのです。
先生から「よくできました」の判子をいただく感じです。
ところで、楽器がなくても楽譜を見ただけで頭の中でメロディが鳴るのは、文字の羅列が文章として読めるのと似ていると思いません?
読書で言うなら黙読ですね。演奏は音読? 
読む人によって味わいが違う所も一緒かもしれません。
そうだ、わたしのもう一つの趣味の「朗読劇」の面白さも、そこにあるんですよね。
元は同じだけど、人によって違ってくるところ!
まあ、わたしはオリジナリティー溢れる人間ではないので、最初に型(譜面?台本)ありきで、その中で自由を発揮するのが好きなんだと思います。
何もなかったらきっと、何をしたら正解なのか分からなくて不安でたまらないと思う。
それほどの創造力がないということかな。
さてさて、次には何の曲を練習しようかなあ。
そろそろ1年経つのでドビュッシーからは離れようと思っているんだけど、そうしたら、誰の何を弾こうかしら。
あなたの好きなピアノ曲は何ですか?
誰かの好きな曲を弾くのは、自分の好きな曲を弾くのとはまた違う喜びがあると思うんですよね。
でも、あんまり高度なのは無理ですよ。ピアノはまだ2年生ですし。
それに、もちろん、聴かせたりはしませんけど!
あ、今、「なんだ、聴かせないのか」って、笑ったでしょう。



Posted by gonna at 11:01│Comments(0)
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